山が持つ豊かさの全て


今朝は中央アルプスの北端にある二百名山の経ヶ岳に登りました。中央アルプスの主稜線の華やかな高峰群とは異なり、伊那谷から独立峰のように見える里山です。10月の三連休は、標高の高い山では紅葉が見頃を迎え、絶好の秋晴れとなれば有名な山はどこも混雑をします。尾根をたどって登り、途中から山頂へ続く稜線を歩く、権兵衛峠からのルートは、色あせた草木、澄んだ空気、遠くの山並みを楽しむ晩秋の景色を独占できます。予想通りマイナーな山に前泊する人などなく、登山口では南アルプスの日暮れを一人静かに望めます。N-VANのリアクォーターウインドウから入る山の冷気が心地よく、夜空を埋め尽くす無数の星は圧巻です。絶景を求めて人が集まる日こそ、あえて無名の山を選ぶことは、山が本来持つ豊かさの全てを味わうことができると思います。

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