凝縮された場所


紅葉で知られる日本百名山の雨飾山に登りました。山頂から日本海が間近に見えるので、東京から遠いと思っていましたが、よく行く白馬から登山口までは30分の距離です。標高1,963mで累積標高は1,000mと手軽です。雨飾高原キャンプ場からの往復は3時間ですが、地元のトレイルランナーなら半分の時間で戻ってきます。昨日の山頂付近は突風で早々に下山しましたが、天候が良ければ日本海が足元に広がる360度のパノラマを楽しめます。この山のすばらしさは、ブナの巨樹の森の美しさにあると思います。登山口の手前にある鎌池のブナ原生林も見ごたえがあり、登山口に近い300円程度の寸志で入れる露天風呂もブナ林の中にあります。高い山脈が海岸に迫る日本にあっても、海と山を間近に望む固有の景色は珍しくそれが人々を引き付けている気がします。海、山、ブナの森、そして温泉が凝縮された場所が雨飾山なのでしょう。

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