一人で来るに限る


河口湖自動車博物館・飛行館を訪れました。ハイライトは一式陸攻22型と艦上偵察機彩雲11型です。ゼロ戦と、よりスリムな隼を同時に見ることは、海軍と陸軍の設計思想の違いを理解できます。見たかった一式陸攻はB29との縮尺比較で理解していたので小さいと思っていたのですが、想像以上に大きく積載する800kg の91式航空魚雷の巨大さはフルサイズのアメ車並みです。機内が見られることは貴重で居住スペースは広く、機体左側の日の丸の位置にトイレがあり上部に横長の窓がついていることも意外でした。飛行館が通常の博物館と違うのは収集、保存、展示に加えて修復を行う現場で復元過程を見せることです。レストア中の美しい彩雲は日米に1機ずつ現存しますが、米国のスミソニアンでは未公開のため世界で唯一見られる機体です。熱心に観察するオタク風の夫と迷惑そうな妻という既視感のある光景を見るにつけ、8月に一人で来るに限ります。

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