旅の最後のフロンティア


標高1,340m のカトマンズから標高2,850mのテンジン・ヒラリー空港までのフライトは、天候の影響が大きく運任せです。6時発のサミットエアはルクラの視界不良により3時間半遅れると言われましたが、結局昨日に続き飛行機のフライトはキャンセルになり、1人350ドルのオプションで、ヘリコプター4機に分乗して移動しました。ロシア人パイロットはかつて軍人だったのか、ダイナミックな操縦で低く垂れ込めた雲と、手の届きそうな尾根を縫って飛びます。ルクラからは7時間ほどのトレッキングで、宿に到着したのは日没後です。人体は移動のために最適化されており、徒歩旅行はその能力を如何なく発揮します。その能力を最大限使う、冒険の色彩を帯びた極地旅行は、旅のトレンドの最後のフロンティアのような気がします。

Translate »