職人×ベンチャー


釜山に来た収穫は、韓国のスペシャリィティコーヒーブランドとして台頭するMomos Coffeeの店舗を訪れたことです。彼らが扱うのは商品ではなく文化であり、釜山の4店舗は、ブランドの権威を高めるために人通りは重視せず、空間哲学は単にプロの仕事を超える崇高さを感じます。釜山港の倉庫を改造した店舗は、古い倉庫と最新の生産設備やR&Dとの融合が斬新で、巨大店舗にも関わらず週末は人混みに圧倒されます。マリンシティの店は都市文化と融合し、ラグジュアリホテルを凌ぐ洗練を感じます。一方地下鉄で行ける温泉地の駅前にあるMomos Coffee Flagshipは、広大なかつての邸宅の敷地に、様々な屋内、屋外席に加えて他店舗にも提供するペストリーラボがあります。コーヒー風飲み物だと思っていたカフェラテにも、彼らの執着は味となって現れます。職人×ベンチャー気質と秀逸なブランド体現の空間は、釜山という港町文化と出会うことで生まれた奇跡に見えます。

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