使い切る達成感


常念岳と蝶ヶ岳をまわる途中で、トレランシューズのソールがはがれ始めました。同じモデルを毎年更新していますが、ソールの剥離は初めてです。4月のエベレスト街道から使い始め、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ピストン、御嶽山、赤岳を含む船山サーキット、そして八ヶ岳にいる間は毎朝のように西岳と編笠山を通るラウンドに使い続けてきましたので、壊れたことよりも、むしろ使い切ったという達成感があります。これは私が山に求めているものと似ている気がします。人々が山に向かう動機や、そこで得る報酬はさまざまです。百名山のようにピークハントに喜びを感じる人もいれば、山頂で過ごす時間を楽しむ人もいます。私の場合は、日帰りのスピードハイクで、最小限の荷物で、同じ道を通らずにスタート地点へ戻ることに面白さを感じます。感じているのは、山に登るという達成感ではなく、自分の身体を使い切ったという自己効力感なのだと思います。

Translate »