不気味に移動する大型動物


昨日は大月に出講する日で、大学の裏山にあたる菊花山に登りました。御前山経由で厄王山登山口に下るラウンドルートは、少し身体を動かしたいときに最適です。毎週のように雪形を変える富士山や大月の街並みを見下ろす眺望が楽しめ、下りは走れる自分のホームグラウンドですが、昨日は途中で引き返しました。菊花山の山頂を超え鞍部に差し掛かったあたりで、落ち葉を踏み分けながらゆっくりと不気味に移動する大型動物の気配を感じたからです。昨年、同じ稜線にある九鬼山の先の鞍部で、1.4mほどのツキノワグマと遭遇した記憶が蘇ります。連日のように熊による事故が報道されますが、死亡事故がこれほど多かった記憶はありません。熊は沢と沢をつなぐ鞍部を移動経路として使うことが多く、地形の把握と遭遇する前に感じるセンサーが増々重要になりそうです。低山でも熊がいることを前提に歩く時代に入ったのかもしれません。

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