歩くサウナ


大月に出講する日は授業の後に裏山に登ります。菊花山、駒橋御前山、厄王山奥の院を回り大学の駐車場までラウンドすると90分ほどの適度な運動です。とくに好きなのはほぼ全ルート走れる下りで、集中力と自己肯定感が高まります。本当は授業前の早朝に登って脳の血流を上げたいのですが、滑落リスクもありますので控えています。これからの季節は暑い低山の登山は避けたいところですが、今の季節でも歩くサウナ状態で気持ちよいほど汗をかけます。登山口にガッシングシャワーがあったら、1,000円ぐらい払ってもよい気持ちになります。同じ身体体験をしても、それに与える意味によって快楽の質は変わり、苦痛は投資になります。人間の幸福感は起きた出来事そのものよりも、それをどのように解釈するかによって決まる気がします。熱い小部屋のサウナが快感なら、真夏の暑い低山登山も快感になるはずです。

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